掲載が遅くなってしまいました。さいたま市緑区にある「社会福祉法人久美愛園 めぐみ園」に6月24日から5日間研修に行ってきました。施設に入ると利用者の方が施設内を自由に過ごされており、明るい雰囲気を感じました。
日中活動では、パンの生産や内職・仕分け作業、散歩やちぎり絵など様々な活動があり、個々人に合った活動に参加されていました。皆さん活動の時間が近づくにつれて準備をし、積極的に取り組まれていました。
食事は栄養バランスの取れたメニューで食器もオシャレで見た目からも楽しめる食事でした。そんな中、ある日の昼食に海鮮丼が出たことにビックリしました!利用者の方に「美味しいですか?」と聞くと「うん。いつも美味しい」「これ私がリクエストしたメニューなの」と答えてくれる方もいらっしゃいました。毎食美味しそうに食べており、栄養士さんからお聞きした話では皆さん普段からほとんど残すことはないとのことでした。
めぐみ園さんは高齢の方が多く、食事や入浴などで介助させていただく場面もありました。普段にじの家で行ったことのない介助方法のため不安もありましたが、職員の方が丁寧に指導してくださり、新たな知識を身に付ける機会にもなりました。
今回の研修で、にじの家を出て新たな地で様々な支援方法などを見て、体験させていただくことで、今まで当たり前と思ってやっていたことが“実は違うのではないか?”と考えるきっかけになり、実りのある研修となりました。お忙しい中、5日間という長い研修を受けさせていただき、めぐみ園の皆様ありがとうございました。
(田原)